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新型コロナウイルスのワクチンについて💉

新型コロナウイルスのワクチンについて💉

新型コロナウイルスのワクチンの妊娠や授乳への影響についての報告をまとめてみたいと思います。

妊婦さんでもワクチンの接種は可能と思われます。

欧米では妊娠を希望する方、産褥婦(授乳婦を含む)には積極的な接種が推奨されています。また、米国では7 万人以上の妊婦さんが接種を受け、重篤な副反応や胎児への影響は認められていません。このことからもワクチンを接種したことで、すぐに妊婦さん自身や胎児への影響はほとんどないことが推測されます。しかし、新型コロナウイルスワクチンは新薬であり、特に中・長期的な副反応や胎児および出生児への安全性については、まだ確立されていません。

妊婦は新型コロナウイルス感染症の重症化のリスクのひとつであり、流行拡大の現状を踏まえると妊婦のワクチン接種は推奨されるのではないでしょうか。さらに糖尿病や高血圧、肥満症などの重症化リスクを持った妊婦さんはワクチン接種が推奨されています。

ワクチンの接種時期については、胎児の器官形成期である妊娠12週未満を避けて、それ以降であれば接種可能と思われます。

また、イスラエルの研究で妊娠中のワクチン接種により獲得し抗体が、胎盤や母乳を介して新生児に移行していることが確認されています。もしかすると、母乳による移行抗体によって新生児の新型コロナウイルス感染症を予防することができるかもしれません。

風疹などのワクチンを同様に妊婦さんのパートナーの方は、家庭内に新型コロナウイルスを持ち込まないためにも積極的にワクチン接種を受けたほうが良いかもしれませんね。

 

以上、5月20日現在の新型コロナウイルスのワクチンの妊娠や授乳への影響についての報告をまとめてみました。

妊娠中もしくは授乳中で新型コロナウイルスのワクチン接種を検討されているかたの参考になれば幸いです。

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